3.4. 直交可変符号の生成
OVSF符号生成は下の式によって符号長2倍の符号が逐次的に生成されます。
この方法によって生成された符号は、 同一の符号長間はもちろん、
異なる符合長同士でも
同じツリーから派生したものでなければ直交性が保たれます。
通常Walsh符号に用いられるのですが、 ここにカオス符号を適用させて設計されたものが今回提案する
直交可変カオス拡散符号
です。
4つの直交したカオス符号(符号長8)から生成される符号長16の直交可変カオス拡散符号の生成例をここでは示しています。