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良質で優れた都市景観を表彰する2013年度都市景観大賞の都市空間部門で、熊本駅周辺の都市空間デザインが最高賞である大賞(国土交通大臣賞)に選ばれた。
3月のまちづくり学習会は、これまで都市空間デザイン会議やワーキングのメンバーとして事業に関わってきた熊本大学工学部の田中智之准教授、星野裕司准教授から、熊本駅周辺空間デザインの考え方や今後のまちづくりのあり方についての講話があった。
従来、都市計画は「軸」と「ゾーン」で考えられてきた。その典型が都市計画図で、そこには都市計画道路(「軸」)と用途地域(「ゾーン」)が目立つ線と色で描かれている。都市計画マスタープランの類の計画書にも、「交流軸」とか「商業ゾーン」というように色塗りされたマップがつきものだ。もう少し小さなエリアの開発でも、やっぱり「軸」と「ゾーン」が出てくる。それは、完成予想図が最初に示されて、そこに至るように事業を進めていくという考え方によっている。
文責:前田(工房研究員20140324)
【参照リンク】
学習会チラシ(PDF)