7月の学習会は、富山市中心市街地に2007 年(平成19 年)9月にオープンした『グランドプラザ』について、 その育ての親である山下裕子さんにお話を伺い、この広場が現在稼動している街なかの広場の中で最も成功していると言われている理由を探った。
・ | 一人の主婦が5回のイベントで年間120 万円の使用料を払っている例もある。 |
・ | 一日平均7,000〜8,000 人の利用(通過者含む) |
・ | エコリンク事業(冬場のアイススケート)では月に17,000 人が滑った。 |
・ | 年間の使用料収入は1,300 万円くらい。運営費全部で4,000 万円。市の予算3,000 万円。 |
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スタッフは2〜4 人。現在は4人。スタッフ間の情報の共有、セルフエイド系を育てる、という 見地から多くないほうがよい。 |
・ | 21 メートルという広場の幅は肉眼で表情がわかるギリギリのヒューマンスケール |
・ | 見る見られるの関係を街なかにつくり出すのは広場の(あることの)効用 |
・ | みんなのリビングルーム。旅人・来街者・商店街。/人の居る場所/子どもの居る場所。 |
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なぜ空っぽの『広場』に人が集まるのか。まずは『通路』である。歩いて通ると出会いが生ま れる。出会ったら立ち止まり、佇み、滞留時間が延びる。 |
・ | 『平日』が大切。必須アイテム=カフェテーブルと椅子+くつろげる雰囲気+心地よい日陰 |
・ | まちなか広場>イベント広場 |
文責:冨士川一裕(工房研究員)
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