直線上に配置

プラズマ発生装置

 ではどのようにしてこのオーロラを発生させるのか?オーロラを発生させるためには、まず太陽風(荷電粒子の波すなわちプラズマ)と密度が低い大気(上空100kmほど)、そして磁場が必要です。

我々が考えた、オーロラ発生装置の概要を以下に示します。

@太陽風の作成

太陽風はプラズマなので、プラズマを発生することで太陽風の代わりにします。

まず、マイクロ波を石英に照射することによりマイクロ波を伝播させます。

次に、水素原子に伝播させたマイクロ波を当てることにより水素原子に高エネルギー層を発生させます。水素原子は、マイクロ波を照射されると水素イオン,電子,水素ラジカルが発生し、すなわちこれが水素プラズマです。これを太陽風の代わりにします。

A地球上の大気の作成

オーロラを発生させるためには、密度が低い大気が必要です。これは、地球上の大気をポンプにより排気させることにより再現します。

C磁場の作成

オーロラは磁場の乱れにより発生します。そこで、図のように電磁石を設置して地球の磁場と太陽風の磁場を再現します。

以上により、太陽風(水素プラズマ)が地球上の大気(排気された大気)に照射されることにより発光して、なお、磁場発生装置によって、オーロラとして動くことができるはずです。

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