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潮汐の利用例
潮汐力の制御によって以下のことが可能になると考えます。
潮汐による自然エネルギーを利用した潮汐発電・潮流発電があります。

潮汐発電について

潮汐発電は潮の干満を利用した一種の水力発電です。
干満差の大きい湾口を堤防で仕切り、湾の内側と外側の落差の大きい時間帯にその落差を利用して水車タービンを回し発電します。
湾の内側と外側の双方からの流れで交互に発電出来るのも特徴です。
これらの仕組みを考えると、人工月の影響でこれまで2回しかなかった干潮・満潮の回数が増えるため、
単純に考えて発電量がUPします。




 

干潮時


満潮時
人工月によって潮流の速度を速くできるため、潮流発電の実用が可能となります。
また部分的でなく、世界各地の沿岸で一律に速度が速くなるため、場所を選ばずどこでも利用可能という利点も得られるわけです。

潮流発電について

 潮流とは、潮汐現象による流れのことです。日本には流れの速い「瀬戸」や「海峡」と呼ばれるところがたくさんあります。
潮位差はあまり大きくなくても、海底地形が狭まっているところではエネルギーが集約されています。
海洋には暖流、寒流といった大きな潮流があり、沿岸にも中小規模の潮流があります。
継続的に潮流のある海底あるいは海中に、プロペラのようなものを固定したり、海底に係留し、水中に浮遊させた発電機から出たプロペラを潮流によって回したりして潮流のエネルギーで発電することが考えられます。
風力発電のように場所をとらず、騒音の問題もおきず、人目につかない海中から,
安定した質のよい大量のエネルギーを取り出す方法です。





潮汐力制御の可能性



潮汐力を制御することで潮位が制御できます。
そのため、
高潮や河口付近の農業地帯に与える塩害、
海水の逆流などの影響を抑えることになります。
塩害はそもそも海岸近くで潮風のために受ける被害のことですが、
潮位の制御によってその抑制につながると考えられます。

月は海だけでなく陸、地表にも影響を与えています。
潮汐力によって、海洋は影響を受け潮の満ち引きを起こしていますが、
地殻も全く影響を受けないわけではなく、
プレートを引っ張っている。また、
月が大陸の真上に来たときは約10cm隆起するといわれています。
このことをうまく利用できるならば、
潮汐力で地震の抑制や、 地球そのものの気候、(地球温暖化の改善)。
火山活動の抑制につながると考えられます。









人工月のうれしい利用法

人工月の配置や構造によっては
次のことも可能かも・・・

[T]
 月見が1日2回できる!


[U]
 人工月の地下を地球からでる人体に有害な物質(核廃棄物等)の保管施設とする。

[V]
 月が2つになるので、天体望遠鏡に集まる光が増え、性能がアップする。

[W]
 御所柿がより甘く、そしてより渋くなる!?

[X]
小天体が地球に激突する前に人工月にぶつけて地球の盾とする。(笑)



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