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【企画・審査の前提】 |
ものクリは、学生個人或いはグループが日頃、工学部で学んでいることを
ベースに、若い発想を具体的なアイデアとして表現し互いに競うことを意図
した企画であります。 同時に、他の学生や他学科から提案されたアイデアを理解しあい相互交流を 図るためのものです。その過程で、知的所有権の問題やオリジナリティについて 具体的に論議する場を熊大工学部に創設することであると考えています。 更には、学生諸君には新しい競争社会において優劣がどのように評価されるか についても体感できるものではないでしょうか。このようなコンテストにおいて、 おそらく、誰もが納得のいく審査システムは存在しない。つまり、最終的には 意志をもった審査委員の主観に審査結果が委ねられることもありうるということを 前提に審査方法を考えております。 今回は、初めての試みであり、様々な問題が生じることが予想されますが、それは 次回のための布石として、忌憚のない意見が多くでることを期待していますし、 多くの教官と学生のご協力を願っているものであります。 |
【審査方法】 |
もの・クリ・2001の審査は、2段階方式になっています。 ■審査委員: 外部審査委員(テクノポリス関係者:2名):審査委員長は外部審査委員から選出 工学部長、学務委員長、学生委員長、 学生委員(各学科から博士後期学生1名) ■第1次審査:締切後、約1週間の間に全ての案(ホームページ)を公開し、工学部学生全員を 対象に電子投票を行います。(学生1人は1回の投票しか出来ないシステム) 上記審査委員による予備審査で候補案を選出すると共に、学生投票の上位3案 程度を無条件に含めた約10案を2次審査に進めます。 学生投票での組織票などを危惧する意見も聞かれますが、それもどのような結果が 待っているかを含めていい勉強になると考えています。 ■第2次審査:最終審査は、審査委員全員と応募者、オーディエンスを含めた公開審査とします。 1次審査で選出された案のプレゼンテーションをそれぞれ行った後に、オープンな 意見交換を想定してグランプリや各賞を決定していくものとします。 意見がわかれた場合は、最終的に審査委員長の判断に委ねることにします。 ■表彰:公開審査が終了次第、直ちに表彰式を行います。 ■報告書:全ての応募案を収録した報告書を作成します。(出来ればCD付) 応募者全員に参加賞として、この報告書が渡されます。 |
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