テーマ
排気ガス吸収システム


自然科学研究科機械システム専攻    
21世紀のパイオニアを目指す会
            メンバー: 川中雅貴,長野真士,西 寛聡
                (インテリジェント制御研究室) 
○概要
今回,僕らは,大学院の授業の「超精密機械システム特論」(渡邉先生)
で「バーチャルなシステムの設計」に取り組みました.そこで考えたのが今回提案する「排気ガス吸収システム」です.将来,環境保全の面で何か役に立つシステムを作りたいと思い考えました.

○システム及びシステム系統の図



○検討
@排気ガスの浄化に対する検討
●土壌を用いた大気浄化システム
●光触媒によるNOx浄化建材の導入



B排気ガス検出センサの検討
●比重
●装置の稼働率
●排気ガスの拡散
●使用例
n型半導体を構成するセラミックスの電気伝導性が表面吸着の影響を受けやすく、ガスセンサとして好都合。
SnO2、ZnOなどの酸化物に多少の添加物を加えたセラミックが使われている。
●設置場所
下部だけでなく、上部にも設置した方が装置の働きを観察するのに良い。


C効率的な排気ガス吸収方法の検討
●トンネル
●大気中の排気ガスの割合
●排気ガスが大気中に含まれる割合の算出
仮定
交差点に停止している車の数:30台
交差点を通過する車の数:20台


停止車両からの排気ガス放出量:0.032*30=0.96[m3/s]
走行車両からの排気ガス放出量:0.032*20=0.64[m3/s]


したがって、交差点内の車から放出される総排気ガスは1.64[m3/s]であり、1分間あたりの排気ガス量は96[m3/min]となる。

D排気ガス吸収口の位置に対する検討
● シミュレーション結果
片側の低い位置に一つ設置するよりも両側の中間の高さに二つ設置する方が
吸収効率が良いということが分かった。