考察

熱上昇風計測器とは、赤外線検知器により、上昇風帯とそうでない空気の領域の微妙な温度差を計測することで視覚化し、それによりサーマルのその強さ、形状、大きさ、持続性を予測することを提案した。しかし、現存する技術では気体の温度を赤外線で計測することは難しく、気体の温度測定が要求される、それは対象物と周囲の要素との区別、それの3次元空間での表示、常温レベルの温度差と不可能におもわれるいろいろな問題がでてくる。しかしサーマルをなんらかの形でそのだいたい大きさ、形状、強さ等を調査することができれば、たくさんのデータを基に温度差からではなく、大量のデータに、いろんな気象パターンをインプットすることで、その時のサーマルの特徴を検出することができる可能性があると考えている。



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