3、熱上昇風計測装置
現存する温度計測装置の中に赤外線検知器があるがこれは、赤外線の特定な波長領域内の放射エネルギーを検知し、電気特性の変化を生ずるような素子を用いて温度を測定する装置である。特徴として非接触であるために、被測定物および周囲の流れに熱的外乱を与えることがない。また、検知器は劣化が少なく、かつ測定対象を随意に容易に選択、変更できる。光学系の設定により、微少面から巨大面の温度のみならず近距離から遠距離の温度も測定できる。また、電子回路の設定により、測定できる温度範囲と温度レベルをかなり自由に変えられる。測定された温度分布を画像処理することにより、人間の判断に適するように表示することができる。などの長所がある、これにより上昇風帯とそうでない空気の層との微少な温度差を感度を上げることで計測することができないだろうかと提案する。


                                               戻る