実験手順 

実験で用いた原水は(有)ピッグファームさんの豚舎排水を生物処理したものを利用しました。その原水にはリン・窒素が含まれています。リンは赤潮の原因物質であり,また,枯渇が懸念される物質でもあるので,MAP法によってリンをリサイクルすることは環境保全と資源の回収の面でとても有効な技術です。


 処理場で採取した排水をリン・窒素回収装置に入れ固体としてリン及び窒素を回収します。
そのリン回収反応は以下の化学式であらわされます。

Mg2++NH4-+PO43-+OH-→MgNH4PO4・6H2O


 この生成物MgNH4PO4・6H2Oが固体として回収したリン化合物で,これを肥料の主成分として活用します。


 左の写真は上述の反応過程を経て取り出されたMAP粒子です。このMAP粒子MgNH4PO4・6H2にカリ成分と窒素成分を添加することにより植物の生育に有効な肥料となり
ます。

 
 この肥料を利用した対照実験を行いました。プランターにはミニキャロットの種子が蒔かれています。隣の写真の向かって左側には何も添加されていませんが,右側にはMAP肥料が添加されています。MAP肥料の植物肥料としての有効性は一目瞭然です。



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