CLUBHOUSE BRICK

【設計主旨】
サークルを定義するのは難しいが少なくとも同じ趣味や目的、考えをもった人たちが集まり親交を深めて
いく集団であることにはちがいない。しかしそれだけではサークルとしては虚ろなものであり、アイデンティティー
としての場を持つことによってサークルとして確立していく。そしてその場がクラブハウスである.
本提案は熊本大学敷地内に今の文化サークルクラブハウスに替わり新たなクラブハウスを計画するもの
である。現状の問題点として単調な空間と閉鎖性が挙げられサークルの活動、親交の場として機能を果
たしてないように思われる。そこで変化に富む空間と開放性を持つために次の計画を挙げたい。
@ ユニット計画
個室はメゾネット形式で二層目の軸が90度回転している。それを2つかみ合わせたものを1つのユニットとする。
A 配置計画
ユニットを3つ集めたものを1つの棟とし、二つの棟を生協、大教センター等の人の流れと視線を
意識し北側に開いた配置しなおかつ1つの棟を半分地下にする。また上下の開放性も意識して
地下階を地中に埋めてしまわず地上に対し大きな開口を計画する。
以上が私の計画であり積み木を積み上げたような外観からBRICK(積み木)と名付けた。

立面図

グラフィックイメージ