1.研究教育と連動した地域情報の蓄積
研究のねらい
<熊本市中心市街地の抱える問題・課題>
・人々の行動範囲の拡大,ライフスタイルの多様化
・郊外の大型店との競争
・空き店舗の増加
・九州新幹線全線開通を見据えた近隣都市との都市間競争
・活発な回遊を誘発するような補講環境の形成
・夜間のより良い光環境の演出
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<地域の魅力を高め、賑やかなまちへ!> |
地域情報の蓄積
まちなか工房では学生の研究を通し,まちづくりのための基礎資料としての地域情報を蓄積しています.
<主な研究>
・中心市街地来訪者の回遊・消費行動に関するヒアリング調査
・中心市街地の床利用に関する空間構造調査
・通りの公共空間に関する空間構成調査
・通りの視覚要素と回遊行動の関係に関する実験
・通りの夜間景観,光のまちづくりの冠する調査
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通りの公共空間図 |
夜間連続立面写真(夜間照明と照度の関係図) |
来街者ヒアリング調査
まちなか工房に蓄積された基礎資料の中から,回遊・消費傾向に関する一連の調査について取り上げる.
1.回遊・消費行動ヒアリング調査
利用交通手段の違いによって来街者のライフスタイルが異なるという仮説の下,利用者の消費・余暇活動の場としてどのように利用されているのか把握する. また,熊本城築城400周年記念イベントの一つ「くまもと城下まつり」によって市民の消費・余暇活動がそのように変化するのかを把握し,イベントの効果を探る.
2.流入者数カウント調査
ヒアリング調査と同時に中心市街地への流入者数カウント調査を実施することで,調査当日の推計来街者数を算出する.
3.属性構成調査
来街者の属性構成を調査し,ヒアリング調査結果と突き合わせることで,来街者全体の特長を把握する.
調査の流れ
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①調査計画 |
③調査説明会 |
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④本調査風景 |
⑤データ集計・分析(各調査別総取得サンプル数) |