活動

第138回学習会(平成30年7月19日)

町・花畑地区オープンスペースのデザインと利活用
話題提供:永野 康裕 氏 (熊本市 都心活性推進課 技術主幹兼主査)

今月の学習会は昨年12月学習会(第132回)に引き続き熊本市都心活性推進課技術主幹・永野康裕さんに再登壇いただき「桜町・花畑周辺地区オープンスペースのデザインと利活用」についてお話を聞き、意見交換を行いました。

1.永野さんの話題提供-桜町花畑地区オープンスペースのデザインと利活用
 お花畑にかつてあった復員 27mの広小路を尊重しながらシンボルロードの骨格とする。花畑公園の大楠を中心的緑地と位置づける。辛島公園と花畑広場はむしろ活発にイベントを行う都市広場とする。辛島公園北側の道路から車をシャットアウトして広場と一体化。
 2018 年実施設計、2019 年はハンドボール・ラグビーの開催年なので小休止し 2020 年から工事に掛かり全国都市緑化フェアの開催年(2021年)に合わせた供用開始を目指す。

2.九州産交・片岡さんの話題提供-バスターミナルの整備計画
・36バースから26バースへ縮小するが依然としてわが国最大級のバスターミナルとなる
・1日4,300台のバスが発着
・一日 38,000人の乗降客・・・サービス方面別のアイランド方式、人にやさしいホームドア方式も特徴
3.質疑・意見交換

Q.水の演出はできないのか?
A.ポップジェットのような動きのある演出を辛島公園で

Q.イベントもだが落ち着いた風格ある景観の中でおしゃれに時を過ごすことも?
A.オープンカフェを管理棟に設置したり・・・・(足りてないのでは)

Q.夜遅くまで使える多目的トイレは不可欠!
A.管理棟と辛島公園エレベータに隣接して2箇所設置予定

Q.広場の所有及び管理形態は?
A.所有は熊本市だが2つの公園以外は市条例に基づく「広場」とするか道路のまま「広場」として使うか、等検討中。

Q.使用料を取ると商業的な使い方が主となり市民広場としての性格が弱まるのではないか?ビプレス広場のように。

《以下、バスターミナル関連》
Q.待機バースがたくさんとってある(20バース)のは?
A.観光バス、貸し切りバス、高速バス等の需要が多くなる見通しなので。

Q.駐輪場は十分確保されるのか?
A.辛島公演地下は従来通り存続するのに加えバスターミナル北側に500台確保。

文責:冨士川一裕(工房研究員)

【参照リンク】
学習会チラシ(PDF)

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