活動

第129回学習会(平成29年9月26日)

地域商社が創る地域ブランドと熊本の未来
話題提供:有元 隆 氏(株式会社 KASSE JAPAN 代表取締役社長)

 
質問する桑本さん(左/下通繁栄会)と有元氏(右)

 この学習会も今回で129回を数える。都市景観、中心市街地活性化、都市交通等々、様々なテーマで開催されてきた。前回の「DMC(着地型観光)」、本日の「地域商社」と連続して『観光と地域ブランド』というテーマとなった。
 本日のゲストスピーカーは、株式会社 KASSE JAPAN 代表取締役社長・有元 隆(ありもとたかし)氏。加えて、矢田・産交ホールディング社長と同ツーリズム社長・小高社長からも応援いただいた。
 キーワードは『少量多品種』。県南フードバレー推進協議会傘下の700社のガンバル生産者のクオリティの高い商品を、産交グループ各社のほか、西鉄ストアー、JR、秋葉・日本百貨店、ゆめタウン等の産直コーナーで販路拡大。
 観光開発で多くの集客に成功していても必ずしも地元にお金が落ちていないのが実情。例えば、Y島では登山ガイドさえ県外からの出稼ぎ、土産物にいたっては開発から販売まで全て県外企業という観光地もある。

以下主なQ&A
Q. 県南より県北のほうが商機は大きいと思うが?なぜ県南にこだわるの?
A. 県北に比べて県南は定住自立型の可能性が大きい、ような気がする。
Q. 『少量多品種』は儲からないというのが通説。農協も従来の商社も本気で取組まなかった。敢えて このよう な取組が続いている秘訣は?
A. 例えば、トラックやコンテナを使っていてはペイしない運搬にバスを使う等、あるものを使う、とい う発想。
Q. 伊勢のおかげ横丁は、地元にお金が落ちているか?
A. その意味での成功事例。赤福の子会社が商品管理からテナント管理まで徹底している。
Q. 有元さんの発言「熊本は産地であり、素材が豊かに多品種ありすぎて訳わかんなくなっている。そ れをカテゴライズしたり、マッチングすることで利益率を上げる。」という指摘に共感。
A. ビジネスモデルが積みあがっていけば、と思う。

二次会は並木坂で

文責:冨士川一裕(元工房研究員)

【参照リンク】
学習会チラシ(PDF)

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