今回の学習会は各商店街の若手メンバーにお越しいただき、まちなかの魅力向上を考えるワークショップを開催しました。下通りから松永哲典氏、新市街から安田征司氏、上通りの布田善久氏に代わって松平氏、土井氏にファシリテータをしてもらい、「このまちの好きなところは?」をテーマにワールド・カフェ方式で参加者のみなさんと意見交換を行いました。
1.「絆プロジェクト」
キリンの「絆プロジェクト」は復興にかかわる取り組みに対して支援を行うもので、商店街でも申請し、中心市街地の復興とまちの魅力向上を目指すものです。これまで行ったワークショップは、最初が商店街メンバー、2 回目が女性メンバーから意見をもらい、今回は市内の地元の方や学生の意見を聞く場としました。
2.ワールド・カフェワークショップ
約 30 名の参加者を 4 つのテーブルに分かれて座ってもらい、1st ラウンド 25 分の意見交換、席替えを行って 2nd ラウンド 25 分、元の座席に戻って 3rd ラウンド 15 分で意見の共有とまとめを行いました。長く地元に住む方からの熱い意見、他県出身で熊本の大学に通う学生の新鮮な意見など、普通に生活していると議論しないような人たちの交流が生まれていました。
3.意見のまとめ
出された意見のポイントは下記のような内容でした。
・ほどほど、丁度良いところ
・人とのつながりがある
・アーケードが一本道でわかりやすい
・新旧が混在している。石+緑
・まちはおしゃれをしていくところ
・若い人は SNSを見てお店を選ぶ
・古いお祭、歴史がある
・朝から晩まで人が多い
・お店が多く、本屋が多い
・集合場所が変わらない
・どんどんおしゃれになっている等
文責:増山晃太(工房研究員)
【参照リンク】
学習会チラシ(PDF)