ハカイダー解説
「ハカイダー」とは石森章太郎 原作の「人造人間キカイダー」に出てくる、まあ主人公のライバルのようなものです。例えて言えば「機動戦士ガンダム」に出てくる「シャア・アズナブル」をイメージしてもらえばわかりやすい(?)というか有難いですな。まあそんな感じで私は「ハカイダー」というものにひかれたわけです。
←これがその「ハカイダー」です。カッコイイでしょ!?
さて、その「ハカイダー」というのは、脳に電子回路を組み込まれたサイボーグです。その電子回路は「悪魔電子回路」というもので、その組み込まれた回路により主人公の「キカイダー」を倒すという目的に向かってひた走ります。しかし、その「悪魔電子回路」というのが不具合が多いため(?)かどうかわからないですが、目的を間違えた方向へ持っていったりとにかくアフォなことをたくさんやらかしてくれるのです。「サイボーグ」といえば無機的な動作をイメージしてしまうのですが、それに対してかけはなれた人間味あふれる行動をおこなってくれるのです。
ハカイダーになるために…
先ほど述べた「悪魔電子回路」について、特に「電子回路」について少し考えてみました。人間の脳は電子回路のようになっていると考えられています。電子回路というものは、たいていの場合すでに組み込まれてある分野にしか作用しません。しかし、人間の脳は有り得ないようなことまで考え出す力まで持っています。その比較対象の例として、ロボットの話があります。ロボットの話で漫画や映画に出てくるものといえば、本来は完全にある決まったことしかできないのに対して、それ以上のことをやってのけるというのが相場です。このことは、原作者が「人とロボットの融合を望んでいるのではないだろうか」と勝手に判断してみました。そういうわけで、単純に「人とロボットが融合するためにはどうしたらいいだろうか」と考えて「人間に電子回路を組み込めば出来上がる」という結論に至りました。具体的には体のどこかにペンティアムなんかを刺してしまえばできあがり!ということです。
←今回は神の右手!ではなく悪魔の左手に…
そして、ペンティアムセレロン400MHzを…
←乗っかった…(だけ)
これで私も「ハカイダー」になる…わけがありませんでした。今回の紹介はネタのようなものですが、将来的には実際の人間に電子回路を加えて制御をしたり、プロセッサーを組み込んで神経などを上手く扱って行こうというわけです。
私はこのことを研究の題材として取り上げ、これから実現して行こうと考えている次第であります。
製作者:工学部電気システム3年 武田・石川