人工知能とLISPについて

今日、人工知能(Artifical Intelligence)の研究が盛んですが、 人工知能を実現するにあたってLISP(LISt Precessing language) というプログラミング言語の存在は無視することが出来ないもので、 人工知能の分野での共通語になっています。

人間は問題の解決を計る際に過去の経験やその問題に関する知識から 最良解ではないかも知れないが、それに近い妥当な解を導出することが出来ます。 そこで、人工知能を構築する際には過去の経験や問題に関する知識を 記憶する必要があります。これはC等のプログラミング言語でも十分可能であり ます。

LISPも当前それが可能でありますが、さらに人工知能に適した特徴があります。 C言語などでは例えば判断部分のアルゴリズムの変更を動的に行うことは難しい ですが、LISPは自身のプログラムを動的に変更することが可能であります。 つまり、自分で自分自身のプログラムを書き換え、 さらに自己増殖していくわけです。 このことから他のプログラミング言語と比較し、人工知能の構築を 行うにあたって有利であるといえます。

また、連想リストなど、そこはかとなく人工知能っぽい雰囲気を醸し出している 面白いプログラム言語でもあります。

ホームページに戻 る